仙台「心のケアー」訓練セミナーに出席して

ささいなことから教会を離れていた私を深く心配した友人に誘われ、心のケア訓練セミナーに参加しました。
フェットバイト先生がトラウマを取りのぞく祈りを祈ってくださっていると、生まれてすぐに、母が病気で入院し、退院まで保育器にいたことを思い出し、それ以来、自分を守るために積み上げてきた壁が一挙にとりはらわれたようなさわやかな気持でセミナーを終えることができました。

また、私はいっしょに連れて行ってくださった先生ご夫妻をとても苦しめていました。自分なりに取り組んでいましたが、どうしても奥様に笑顔で接することができなかったのです。そのことを謝り、わきあがる感謝を伝えると、それまでの冷淡な心は消え、奥さまのことを深く愛している自分に気がつきました。翌日久しぶりに早天祈祷会に行くと、副牧師先生から、「解放されたんですって!輝いているわ。これが神さまの造られた姉妹の本来の姿よ!」と言われ驚きました。

仙台に向かう高速で、2回見た車のナンバーが気になっていました。結婚記念日の「717」。セミナーで語られた黙示録7章17節が今も心から離れません。「なぜなら、御座の正面におられる小羊が、彼らの牧者となり、いのちの水の泉に導いてくださるからです。また、神は彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださるのです。」
涙を完全にぬぐい取ってくださるただ一人のお方は、震災で深い傷を受けたご自身の民のトラウマから自由を願い、私たちの心の傷をいやしつづけてくださっている。
回復の主の働きにチームで用いていただきたいと願っています。