南三陸町に行った証し

震災直後から被災者の方々の「長期的な心のケア」が一番気になっていましたが、自分に何ができるかは全くわかりませんでした。そんな中、4月の中旬から静岡の教会の救援チームに参加させていただく機会で与えられ、石巻亘理町の避難所でお食事や静岡茶をふるまいながら「傾聴」を心がけていました。でも実際のところ、被災地のみなさんは明るそうに気丈にふるまっておられましたので、心のケア?となるとどのように接して良いのかよく分からず、ただ祈らされるばかりでした。
今回このようなチャレンジと期待を胸に、南三陸の集会所でのイベントに参加させていただきました。

講演会はもともと「心のケア」に焦点が合わされていたので、双方とも始めから「心」の話題に抵抗なく入って行けたことがとても感謝でした。食事会はもちろんのこと、ぬり絵や祈りのプリントなどの効果的なツールのおかげで、今心痛めておられるお気持ちをリラックスした雰囲気の中でみなさん素直に表してくださりとても嬉しかったです。食前、私がインスリン注入をしていると、私のために心配してくださり、返ってこちらが励まされました。そして目と目を合わせながら交われたひとときを通して、両親を置いて後ろ髪を引かれるように東北へ行っていた私ですが、今回「これまでもこれで良かったんだよ」と神様が言ってくださった気がしました。そして被災者の方々の心と心がふれえたと感じた本当に特別な経験でした。

神様の導きが全体にも本当に感じられた会でした。よく祈られていた事がわかりました。
最初から最後まで、全てに神様のお膳立てを感じました。資料の部数や食事の量、座布団や椅子の数はもちろん、会場におこしくださったお一人お一人が、完璧に神様の導きによって集められたことがわかり心から感謝でした。

このような緊張ほぐれるひとときが被災者のみなさんにこれからもっとたくさん必要です。
さらにこれから日本人によって広がって行きますように〜。
オペレーションブレッシングとエリヤハウスジャパンのお働きを覚え、これからもお祈りしています。(M.M)