6月の東北ハートケア


6月16日・17日に岩手大船渡市、陸前高田市、宮城気仙沼の仮設で心のケアの講演会とお茶会は、そのところどころで必要な人を送ってくださり感謝の内に終わりました。3月に行った時よりも、海は少しずつ回復しています。牡蠣養殖も始まっていました。人々の心も、少しずつですが、回復している気がします。前回会ったおばあちゃんたちの顔が少し明るくなっていました。
 行く前に、「喪失の悲しみ」のテキストを読んでいて、愛する人を失って、悲しみに幕を引いて次の新しい生活に心が入れるようになるには、普通18ヶ月〜2年はかかると書いてありました。皆さん、元気に振舞っていましたがお話をしてハグすると涙を流される方もたくさんでした。
 牡蠣を養殖して、出荷できる大きさになるには少なくとも2〜3年かかるそうです。
人も海もゆっくり回復していくんですね。