サナギの季節 

先日、夢を見ました。巨大なチョウの幼虫が葉の上でうごめき続け、それを家族が眺めているのです。変な夢だなと思いながら、その晩、祈りのミニストリーを受けました。聖霊様に聞く中、私はこれまで「神様、これくらいのことは一人でやります」と言っては神には聞かずに自分で考え、もっと大きな事も「今度も自分でできます」と言っていつまでも「神様どうしましょう?」とかしらなるキリストに相談せずに神の座に座り続けていた大きな罪に気づかされました。周りの人々も私を見て「どうせ言っても変わらないだろう」と嘆いている状況です。涙ながらにこの罪を告白し、こんな私を赦してくださった主イエスの十字架の血潮による赦しを受け取りました。すると聖霊様が夢の意味を解き明かしてくださったのです。幼虫は他でもない私自身でした。葉っぱの上の事柄は自分で全部やります!と言って、チョウである天の父の指図を受けようとしない私。サナギになって造り変えられるのを避け、巨大な幼虫の王様になろうと誇っている愚かな私。でも天の父は優しく「動くのをやめて祈り、造り変えられるのを待ってごらん」と語られます。力を抜いて素直に従い、サナギの季節を経ると・・・気づいたら私はチョウになって自由に空を羽ばたいているではありませんか。「御霊により内なる人を変革」(エペソ3:16)してくださる神をほめたたえます!
横浜ニューライフバプテスト教会 田坂元彦牧師