札幌基礎講座証 背中に手を置かれた神

私は両親を敬うことが出来ませんでした。父も母も私を愛していないと、ずっと両親を裁いていました。その理由は、私が持つ最初の記憶で三歳頃の出来事にあります。ある夜、目を覚ました時、家に誰も居なかったことです。幼い私を家に残し両親は遊びに行っていたのです。私は恐怖で泣きながら家中探しましたが両親の姿はありません。私は裸足で家を飛び出し、近所の家の玄関を泣きながら叩き助けを求めました。この記憶から私は両親に捨てられた、私なんて誰からも愛されないと長年思い続けていたのです。しかし今回のミニストリーで祈り手の方に「その時、神様はどうされていたと思いますか?」と聞かれました。「神様に聞いてみましょう。」と共に祈って下さった時、私ははっきりと見ました。両親が居ないと怯えている幼い私の後ろに神様が寄り添い、私の背中に手を置いて共にいて下さったのです。誰にも愛されていないと思っていた私は間違いだったのです。私は神様に愛されていたのです。それを知った今は、両親を許し敬うことが出来るようになりました。そして私を 愛して下さっている神様のために生きていきたいと強く願うようになりました。
札幌基礎講座受講生 K.K姉